剣道部 | 各部の画像をクリックすると各部ページへリンクします | 中央大学 スポーツ を応援する学員体育会公式WEBサイトです

中央大学剣道部は１９０７年（明治４０年）１１月に剣道部として設立してから平成１９年で設立１００周年（創部１１５周年）を迎えました。その間、ＯＢ、現役の太い絆と剣道に対する深い情熱、更に不断の努力によって着実に発展の一途をたどり現在に至っております。

わが部は第二次世界大戦後七年にわたる活動の停止時期を経て、昭和２８年学校剣道の許可が下り、第一回全日本学生剣道優勝大会で見事優勝を飾り、第二回大会でも勝利し、二年連続優勝の偉業を成し遂げ、ここに華々しい復活劇をみせたのであります。戦前より剣道部長、師範を務めておられた北島辰二先生は復活と同時に部に戻られ、退官される昭和４１年まで文武両道の精神を学生に説きながら剣のご指南を仰ぎました。

わが部は過去の創立７０周年、８０周年それぞれ祝って参りましたが、その間剣道部一筋に愛し温かくご指導くださった故北島辰二部長先生、故須郷智副部長を失いました。そして設立１００周年を迎えた今、永年に亘り剣道部を導いていただいた故高木友之助部長先生、一剣を以って人間形成を諭された故中倉清師範ほか数々の先輩各位を失いました。共に手を取り合ってこの日を迎えることができないことは、返す返す、残念でなりません。これらの方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

※２００８年発行の斌徳第五号　『中央大学剣道部部長　津村耕作先生』の文章より一部を抜粋して記録させていただきました。

※津村先生は２０１２年４月２３日に逝去されました。